BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

せっかく制作した病院広報誌。

患者さま、病院関係者に読んでいただきたい内容を掲載しているのに、

なかなか読んでもらえない…。

このようなお悩みをお持ちのご担当者さまが多くいらっしゃいます。

その一つの解決方法として掲載する写真をひと工夫してみてはいかがでしょうか。

 

誌面に合わせた表情で掲載しましょう

新しい年度を迎えるにあたって、院長のメッセージを掲載するコーナーがあるとします。

皆さまはメッセージと併せてどのような写真を掲載されていらっしゃいますか。

バストアップの証明写真というケースがよく見られ、もちろん間違いではありませんが、

少し工夫するだけで誌面が華やかにすることができます。

 

医療広報誌を手に取ったとき、文章よりも先に写真が目に入りやすいということも念頭におくといいでしょう。

患者さまに貴院を知ってほしい、親しみを感じていただきたいなどという思いを込めてメッセージを掲載していた場合、

表情の硬い写真が掲載されていると、意図していることと違う印象を与えかねません。

表情が柔らかい笑顔の写真は、温かみのある印象を与えられます。

どのような内容を掲載しているのかによって、違う表情の写真を使い分けるように心掛けましょう。

 

 

ポージングも工夫してみましょう

医師や看護師など働いているスタッフを紹介するコーナーも病院広報誌でよくみられる企画の一つです。

白衣や制服などが同じであることが多いため、

読者にとって区別がつきにくい単調なイメージを与えかねません。

内容に応じてさまざまなポージングをしてもらうと、誌面での活用の幅も広がります。

 

新スタッフ紹介であれば、ガッツポーズをしてもらうのも効果的です。

元気でエネルギッシュなイメージを読者に与えることができます。

 

指さしのポーズや、手のひらを上にしてお薦めするといったポーズは

吹き出しを付けることでコメントを掲載することができます。

 

仕事に関係するグッズをもってもらうのもお勧めです。

聴診器を首にかけてもらう、ファイルを持ってもらうなど人物にプラスアルファすることで、被写体の表情にも変化が生まれます。

 

 

集合写真で気を付けたいポイント

所属する部員の集合写真を掲載するケースは病院広報誌でもよく見られます。

誌面に対して写真の掲載スペースに限りがある場合がほとんどですから、

人数が多い場合は横一列で撮影するのは避けましょう。

横長のお写真になってしまう上、一人一人のお顔が小さくなってしまいます。

例えば7名でしたら、前列3名後列4名と前後に分かれて写真撮影するのがおすすめです。

前列の人には椅子に座っていただくと、後列の人とお顔も重なりません。

 

まばたきも気を付けたいポイントです。

集合写真は多めに撮影するようにしましょう。

 

誌面のほとんどが文字だと、手に取った読者は読みにくいものです。

こちらのブログでも以前より写真撮影時のコツなどをお伝えしております。

ぜひ併せてご参照ください。