BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

病院広報誌を制作し、待合室等のラックに「ご自由にお取りください」と置いたり、病院ホームページで公開したりするなど、担当者の皆さんは「できるだけたくさんの方々、患者さんに届けたい」と思われ配布活動をされていることと思います。

 

ただし「ラックに陳列しても、なかなか減っていかない」等、お悩みの担当者が多いのも事実。そこで今回は、広報誌の知名度自体をアップして、病院を訪れる人に「当院は広報誌を定期的に発行しています!」という事実周知を行うための方法をご紹介します。

 

1 コラボ企画で知名度アップ

 

ある病院では、父の日や母の日のタイミングで小児科の患者さんを含め「お父さん・お母さんの似顔絵コンテスト」を開催して絵の募集をし、玄関ホールに掲示して紹介しました。このとき、集まった絵を「広報誌の表紙」にも掲載することを事前告知したところ、例年の似顔絵コンテストより応募数が格段に増えたそうです。

実際に表紙に似顔絵が載っている広報誌を、玄関ホールの掲示物のそばに置いたところ、広報誌自体も、いつもより多く、皆さんに持ち帰っていただけることとなりました。

 

2 グルメ雑誌のような院内喫茶・レストラン情報

別の病院では「病院広報誌っぽくない誌面の見た目」をコンセプトに、病院の喫茶・レストラン情報やメニューをグルメ雑誌のように掲載しました。また、料理の写真もこだわり、表紙に大きく掲載したところ、広報誌も多く配布でき、軽食利用者増の相乗効果もありました。もちろん、紹介した院内の喫茶・レストランにも広報誌を置いて、レストランを利用する皆さんにも読んでいただきました。

 

春。人々が「新しさ」を求める時期です。広報誌の配布率を上げるための工夫として、プチリニューアルの一案として、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。