BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

院長や医師・看護師のみなさまに取材を行う際、どんなことを意識して取材をすすめていますか?
困るシーン別にコツをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

①話が弾まない…

対象者がインタビューに慣れていなかったり、話すのが苦手な方だったりすると、しばしば起こる問題です。
そんな時は、質問の仕方を変えてみましょう。
「YES」「NO」で答えられる質問ではなく、具体的に答えなければならない質問「どうして?」「どうやって?」と聞いてみます。
対象者の方が多忙だから…と焦るあまり、聞きたいことだけをひたすら質問していく取材になりがちですが、所々で相手を和ませるようなことをいうようにするのもおすすめです。
こちらの感想を挟むのも効果的ですが、長々と話すのは厳禁です。
一方的にボールを投げ続けるのではなく、会話のキャッチボールになるように意識しましょう。

 

②取材後に「あれも聞けばよかった」と後悔しがち…

これは、事前準備がきちんとできていないとよく起こります。
対象者の経歴や著書などを事前に調べておくと、インタビューで話す内容は7割くらいは予想できます。
その予想できる回答に対して、何を質問するべきか?ということまで考えておくのが本当の事前準備です。
また、取材の際は子どもになった気持ちで臨みましょう。
何にでも「なぜ?」と疑問を持ち、その場で聞くようにしましょう。

 

③取材後に、どうやってまとめればいいかわからなくなる…

これは逆に、話が盛り上がりすぎてしばしば脱線したインタビューの時に起こる問題です。
そんな時は、初心に返りましょう。
・なぜこのページを作るのか?
・このページで何を伝えるべきなのか?
事前に用意したインタビューシートを見返して、絶対に書かなければならないことを抽出します。
その上で、各項目に盛り込みたいエピソードを割り振っていきます。
もし、どうしても書きたいけどどの項目にも属さないエピソードがあれば、
欄外にコラムのような枠を作って入れるといいでしょう。