BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

病院広報誌の読者は「患者さんだけ」だと思っていませんか。

広報誌は来院される方全員が手に取られるもの。つまり患者さん以外にも、付き添いで来院されるご家族の方、お見舞いで来院される方も読者になりえます。

貴院の医療設備の紹介や健康に関する情報を発信することも大切ですが、病院周辺地域の旬な情報や患者さま以外にとって有益な情報を取り入れることで、より幅広い読者に響かせることができます。

今回はそんな患者さん以外の方にもためになる企画例をご紹介します。

 

 

■待ち時間に一息…。病院周辺の周辺施設

患者さんの付き添いで来院された方は、待ち時間が長くなりがちです。そこで、病院周辺にある喫茶店や書店など時間をつぶせる施設をマッピングした地図を掲載してみてはいかがでしょうか。

また入院前には何かと細々とした日用品が必要になることがあります。ドラッグストアやコンビニ、スーパーもマッピングしておけば、隙間時間で買い物に出掛けられて便利でしょう。

 

 

■自分みやげにも♪ 人気の手みやげベスト5

お見舞いで来院される方の中には、あまり訪れたことのない地に足を延ばすという方がいるかと思います。

そんな方にとって、その地元で愛されるお菓子は気になるもの。そこで「地元で愛される菓子店の定番手みやげ」を紹介してみてはいかがでしょうか。

「次に来院するときの手おみやげはここで買おう」「帰るときに寄っておみやげとして買おう」と思ってもらえるような、おいしそうなお菓子の写真と味のコメントを掲載できるとよいでしょう。

 

施設や店舗の掲載にあたっては、必ず掲載許可を取りましょう。広報活動を通して地域との交流も生まれ、病院の認知度向上にも一役買うことができるかもしれません。

 

 

■地元農家×病院栄養士による 健康レシピ

地元農家の方と病院栄養士が協力して旬の食材を使ったレシピを考案、紹介するコーナー。農家の方から食材のベストな選び方やおすすめの食べ方を教えていただき、それをヒントに栄養士がレシピを作成します。

さらに食材の栄養素について併記することで、単に「おいしい食べ方」だけでなく「健康につながる食べ方」を伝えることができ、病院広報誌で紹介するレシピの意義が深まります。

また広報誌を通じて地元の食材を地元の人々で消費してもらうことが増えることで、地域活性化にもつながります。

 

 

いかがでしょうか。

患者さん以外を読者層に考えると、これら以外にもさまざまな企画が生まれてくるかと思います。

広報誌を通して地域の方々との交流を持ち、地域に愛される病院をめざしていってください。