病院広報誌の担当に急に任命されたけれど、どのように進行していけば良いのか分からないとお悩みの方はいらっしゃいませんか?
お一人で担当されている方、他の業務と兼任で広報誌の制作だけに専念できないなど、置かれている状況はそれぞれかと思います。
今回は弊社によく寄せられるお悩みについてご紹介したいと思います。ぜひ今後の制作にお役立てください。
お悩み1 掲載事項がありません。
まずは年間で、貴院でどのような出来事があるのかを洗い出していくことをおすすめします。
春…入職式、オリエンテーション、患者さん向け健康セミナー
夏…関連介護施設での夏祭り、地域小学校の職場見学受け入れ
秋…病院創立記念日、消防署との合同防災訓練
冬…院長から患者様・ご利用者様にメッセージを発信、地域のボランティア活動へ参加
このように季節ごと、または月ごとにどんどん書き出してみてください。
上記内容に加えて、職員紹介、専門職がお伝えするレシピ紹介、ストレッチ、病気を予防のワンポイントなど定例の企画を加えてみましょう。
あとは、外来出番表の変更、院内の工事、受付システムの変更、シャトルバスご利用のお知らせなど、患者さんにお伝えしたいことも付け加えてみてください。
いかがでしょうか?意外とトピックが挙がったのではないでしょうか?
病院広報誌の発行後は、患者さんや院内スタッフからの意見も返ってくると思いますから、その内容を盛り込んで、貴院ならではの誌面を創り上げていきましょう。
お悩み2 写真がうまくとれません
人物撮影の場合、明るい場所で自然光を活かした撮影がおすすめです。
暗い場所での撮影は顔色も悪く映ってしまう上、手振れもしやすくなってしまいます。また写真を切り抜いて使用したい場合は、頭が切れたりしないように気を付けましょう。
硬い表情しか撮影できないということも良く聞かれます。
しかし「笑ってください!」といわれても…と思われる人も多いものです。ぜひ撮影前に、会話をするなどしてリラックスできる雰囲気をつくるように心がけてみてください。
最近はスマートフォンのカメラ機能が高まっているため、意外と質の高い写真が撮れるのも事実です。撮り慣れたスマートフォンの方がイメージ通りの写真が撮れることもあるでしょう。しかし、取材にご協力いただく外部の方や、自身よりも目上の方をスマートフォンで撮影すると撮影者本人にそのつもりがなくとも「雑な取材をされている」という印象を与えかねません。TPOに応じて撮影機材を使いわけましょう。
お悩み3 誌面のデザインがうまくできません
メリハリをつけて文字や写真を配置することをおすすめします。
例えば、タイトル部分を大きく、内容となる本文の文字サイズを小さくと、差をつけてみましょう。写真も同じサイズを並べるのではなく、特に強調したい写真を大きく、そのほかの写真は小さくと、メリハリをつけることを意識してみてください。
また、誌面いっぱいに文字や写真を埋めてしまうと窮屈な印象になってしまいますので、誌面の上下左右に余白をとる、行間を詰めすぎない、一行あたりの文字を長くせず適宜改行するなど、ちょっとした工夫で見やすくなります。
いかがでしょうか。
こちらのブログでは、病院広報誌のご担当者様に役立つ情報を発信しています。
ぜひ他の記事もぜひご覧ください。