BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

患者さんにとって接点があるスタッフは、医師、看護師だけではありません。

病院を支えるスタッフはたくさんいらっしゃいますので、

病院広報誌を活用して、貴院ではたらくスタッフを紹介してみましょう。

貴院への理解が深まるきっかけになります。

 

掲載のメリット1

患者さんに病院の理解を深めてもらえる

患者さんにどのようなスタッフがいるのか、役割が何かを理解してもらうことで、

病院に対する理解を深めていただくきっかけになります。

来院すると、医師以外にもさまざまな職種との接点が生まれます。

医療事務のスタッフを例に挙げると、

受付、カルテの管理、会計、保険請求業務など、医師や看護師とは関わり方は異なるものの、患者さんとの接点があります。

他の職種も同様です。

「いつもリハビリの指導をしてくれる人ってこんな人だったんだ」「お薬の相談をしていた○○さんが広報誌に載っている!」など、関わりを持ったことがある人が誌面に掲載されていると、患者さんも興味をもつものです。

 

 

掲載のメリット2

チーム医療をPRするきっかけにできる

スタッフ紹介は一人ずつ掲載する方法もありますが、チームで紹介するのも良いでしょう。

医療従事者である皆さまは、チーム医療が主流になりつつあることは当たり前のことと思われるかもしれませんが、患者さんは知らないことも考えられます。

NST、褥瘡、嚥下、リハビリテーション、緩和ケアなど、チーム医療の種類も多岐にわたります。

多職種の連携体制を、病院広報誌を通じて掲載することは、貴院のPRツールとしても役立つはずです。

専門職が集まっていること、患者さんのQOLの向上に結びつくことなど、伝えたいことを具体的に掲載すると説得力が増します。

 

 

コロナ禍でセミナーなどのイベントが中止になっている傾向にあり、病院広報誌のお知らせ欄で掲載していたのに…とお困りの声も聞かれます。

スタッフ紹介は、前もって人選を進めておくことで掲載事項の計画も立てやすく、ネタ不足に困ることも少なくなります。

掲載事項は、仕事内容、座右の銘、今後の抱負などの固めの内容に加えて、

趣味やマイブームなどやわらかい内容も含めると読み物としても楽しめる企画にするのもおすすめです。

病院で働くスタッフの一面を知る機会があると、患者さんの安心感や信頼感に結びつくきっかけになります。

ぜひ誌面に取り入れてみてください。