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紙質で変わる病院広報誌の印象
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ご担当者の皆さんこんにちは。
病院広報誌の制作をする際、企画やデザインだけではなく、紙の選定にも目を向けられているでしょうか。同じ紙面構成であっても使用する紙質によって仕上がりの印象は異なります。信頼感やブランドイメージを高めるためにも、今回は病院広報誌を制作する上でおさえておきたい、代表的な紙質の特徴と選定のポイントを紹介します。
掲載内容やブランドイメージに適した用紙の種類
いざ発注となると選択できる紙質の種類は多く、何が良いのかと迷う担当者の方も多いのではないでしょうか。病院広報誌で採用されている代表的な紙質には「コート紙」「マットコート紙」「上質紙」があります。それぞれの特性を把握し、目的や読者に合わせて選ぶことが大切です。
<コート紙>
・光沢があり、つるつるとした手触り
・インクの乾きが早く、カラー印刷すると画像やイラストが鮮やか
・照明の当たり方によっては文字や写真が見えにくくなる
・鉛筆やボールペンなどで書き込みにくく、用途によって不向き
<マットコート紙>
・光沢が抑えられ、しっとりとした質感
・コート紙よりも発色は控えめで落ち着きのある印象
・光が反射しないため、目に優しく文字が読みやすい
・印刷面を強くこすると色移りしやすい
<上質紙>
・表面のコーティングがなく、さらりとした質感
・カラー印刷は落ち着いた発色
・光の反射がすくなく、書き込みがしやすい
・インクの乾きは早いが染み込みやすい
紙質の選定では、表面の質感だけでなく厚みも検討する必要があります。印刷業界では、紙の厚さを選ぶ際に「90kg」「110kg」「135kg」などの数値が目安とされています。これは一般的に「連量」といわれ、一定サイズの紙を1,000枚重ねたときの重量を表しています。同じ「110kg」であっても、紙質によって実際の厚みは異なります。厚みはページをめくるときの感触や冊子の重さなどに関係してくるため、ページ数や製本仕様、配布方法を踏まえて検討しましょう。

高級感は風合いと厚みで出せる
周年記念号や新設特集などで特別感を演出したい場合は、凹凸や繊維の風合いなど独特な装飾性を持つ「特殊紙」を使用することも効果的です。このような特徴的な質感を表紙に使用すると、視覚と手触りの両面から上質なイメージを印象づけることができます。
特殊紙の特徴を生かすには、紙の風合いとデザインを合わせて考えることが大切です。凹凸のある紙質では、文字が想定どおりに印刷されない場合があります。用紙によって印刷の仕上がりが異なるため、採用を検討する際は、仕上がりを要確認しましょう。
紙質の選定は掲載内容やデザインと同様に、病院広報誌の印象を左右する要素の一つです。創刊やリニューアルで紙質を検討する際は、紙見本を参考にするだけでなく、他院の広報誌などを集めて実際の印刷物での比較もしてみましょう。読者に届けたい情報や病院広報誌の用途を整理したうえで選んでみてください。
