BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

 

病院広報誌の読者は通院する患者さまだけではなく、その患者さまの付き添いで来院されるご家族の方や、入院されている患者さまのお見舞いのために来院される方も読者になりえます。医療や健康に関する情報発信はもちろん広報誌の重要な役割の一つですが、病院周辺地域の旬な情報や患者さま以外にも有益となる情報発信を取り入れることで、より幅広い読者層へのリーチが可能です。今回は潜在的読者に向けた企画例をご紹介いたします。

 

① 待ち時間対策におすすめ!周辺喫茶店・CAFE情報

来院される付き添いの方やお見舞いの方に、周辺施設の情報などをお知らせするコラムなどを掲載すると、院内報を手にとるきっかけに役立ちます。院内に既に喫茶スペースがある場合は、書店や生花店の情報でもよいでしょう。掲載にあたっては、店舗に問い合わせ許可をとることを忘れずに。広報活動を通して地域社会との交流も生まれ、病院の認知度向上にも一役買うことができるでしょう。

 

② フリーマーケットを開催しよう!

入院の際に購入したスリッパ、寝間着、読み終えた書籍…退院を控えて不要になったものを、院内でリサイクルする機会を設けてみてはいかがでしょうか? 患者さまだけでなく、ご家族の方や地域の方々の交流も交えて開催することで、院内を起点としたコミュニケーションの場を作ることができます。開催の告知や、開催のレポートは院内報を通じて広報しましょう。

 

「誰が読者になりえるのか?」を再考してみると、今まで意識していなかった読者層に向けた企画が思いつくかもしれません。

病院周辺地域の特性なども考慮しながら、企画を考え、実施し、広げていきましょう。