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  • インタビュー・取材の心得

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苦手意識を持っている人も多い病院広報誌のインタビュー取材。基本的なマナーや事前準備を学んで、円滑にインタビュー・取材を執り行えるようになりましょう。特に医療現場でのインタビューでは、医師・看護師のみなさまは多忙の中でインタビュー取材の時間をつくってくれています。円滑に行えるような下準備を忘れずに!

 

取材の心得

 

 

 

 

時間に遅れてはいけません

当たり前ですが、時間に遅刻してはいけません。対象者が同じ院内や知り合いの方であっても、先に約束の場所に着き、準備を整えてから取材対象者をお迎えしましょう。これはインタビュー・取材を行う際の最低限のマナーです。

 

 

 

 

対象者のプロフィールを事前に調べておきましょう

院内の人であれば経歴はもちろん、分かる範囲で趣味や出身地などプライベートな情報を知っておくと話が弾みます。また、ほか知り合いの方がいたら、事前に「○○さんってどんな方ですか?」と人柄を聞いておくのがオススメ。例えば対象者が「マナーに厳しい人」と「気さくでおもしろい話が好きな人」では事前準備も変わってきます。人柄を知っておくことで、取材前の不安な気持ちを軽減でき、お互いに気持ち良く取材を行うことができます。

 

 

 

 

著書や掲載記事があれば目を通しておきましょう

著書や雑誌掲載記事などがある人にインタビュー・取材する場合、その著書や記事などを読んでおきましょう。著者を出版されている先生はは取材慣れしている場合が多いため、同じような質問・回答になってしまわないよう、質問内容にも精査が必要です。医療・病院広報誌としてどんなことを聞くべきか、事前によく考えておきましょう。

 

 

 

 

取材分野について下調べをしておきましょう

知識のない分野や、初めましての方を取材する場合、対象となる分野の動向を下調べしておくのが暗黙のルール。常識や大きな動向を知らないままでは、内容が薄くなってしまうので、最新動向などは最低限ニュースでチェックを。ただし、知ったかぶりは厳禁。分からない言葉が出てきたら「すみませんが、もう少し詳しく教えてください」と素直に伝えましょう。読者に分かりやすく情報を届けるには、あなた自身がよく理解することが大前提です。

 

 

 

 

取材時間をむやみに長引かせない

対象者は忙しい中取材の時間をとってくれているため、時間をむやみに延長しないように。

「終了予定時間になったのに、聞きたいことが全然聞けていない!」とならないよう、時間配分意識して取材を行いましょう。
逆に取材を進めていく中で「十分話を聞けた」と思った場合は早めに切り上げてOK。しかし、原稿のまとめ方や「結」のイメージができないようなら時間の延長が可能かを確認してください。その際「あと10分程度お話を伺ってもよろしいでしょうか?」と具体的な延長時間を伝えましょう。決して無言で延長しないように。

延長できない場合は、後日改めて質問しても失礼ではありません。その際も、むやみに質問をふるのではなく、ある程度原稿をまとめた上で、不足分のみを伺うようにしましょう。