BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

病院の開業、移転、増築など、大きな節目を迎えるときはもちろん、日頃の広報活動をするとしないとでは、病院運営に差が生まれるといっても過言ではありません。
ただ、広報活動と言われても…効果がないのでは?とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

広報活動は必要なのか?

私たちの生活にとって医療機関は必要不可欠ではありますが、コンビニエンスストアやスーパーマーケットのように高い頻度で行くところではありません。体調が悪いなど生活に支障が出たとき、困ったときに行くところ、と思われているのが一般的と言えるでしょう。
また「新しいクリニックが開業される」という場合でも、オープン初日に行列になるケースは、ほぼないのではないでしょうか。
開業を例に挙げましたが、新しい設備を導入した、人間ドックのプランを拡充した、女性専用フロアを導入したなど、患者さんにとってメリットが大きいとしても認知されていないと、残念ながら宝の持ち腐れとなってしまうのです。

 

 

一つとして同じ病院はない

貴院をPRするツールとして「広報誌」を思い浮かべる方が多いかと思います。ホームページのウェブ媒体と併せて、ぜひ紙媒体も活用していただきたいところです。
紙媒体のメリットは、伝えたい情報をまとめて読者に伝えることができる点です。待合室のラックなどに置いておくことで、自然と貴院の情報が患者さんの目に留まりやすくなります。
地域住民の方々にとって「何か困ったときに頼れる存在」という意識づけをすることに重きを置いた、コンテンツの選定がおススメです。
冒頭に述べた、開業、移転、増築などの大きな出来事がないから載せる内容がないとおっしゃるご担当者様の声もよく聞かれます。
患者さんにとって、治療環境が整っていることはもちろん大切なことですが、接する医師、看護師、受付の事務員がどのような人であるかも病院選び、長く通いたいと思うきっかけとなる重要なポイントとなるものです。
働くスタッフ、病院の所在地・地域性、診療科の特徴、これらを組み合わせるだけでも、一つとして同じ病院は存在しませんので、ぜひ貴院ならではの特徴を患者さんや地域の皆さんに伝えるようにしてみましょう。

 

 

広報活動はコツコツと積み上げていくことで、効果を高めていくことができます。日頃の健康管理に例えるとイメージしやすいのではないでしょうか?
まずは広報活動の代表格である広報誌をうまく活用して、地域住民の方々へ貴院の認知度を高めてみてはいかがでしょうか?