BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

病院広報誌で、とある医療に関するトピックスを取り上げて紹介したいとき、もらった原稿をそのまま文章の羅列で掲載していませんか。

医療機関関係者にはそれでも伝わるかもしれませんが、読み手の患者さんはいわば医療については素人です。文字ばかりの誌面ですとなかなか読んでもらえません。

今回は、もらった原稿を読み手が目を引く「伝わる見せ方」にする、3つの見せ方についてご紹介します。

 

 

1. 重要なポイントを箇条書きにする

 

 

文章の羅列だけだと目を引くポイントがなく、読み飛ばされがち。そこで「ここだけは伝えたい」という重要なポイントを簡潔な文章で箇条書きにしましょう。

バックに色のアミを引く、マーカー線を引くなどのデザインを施すことで、よりメリハリのある誌面となります。

 

 

2. Q&A形式にする

 

質問と回答の原稿に整えて「Q&A形式」で見せるとより分かりやすくなります。

また患者さんが気になるであろう質問をいくつか挙げ、執筆者に答えていただくのもよいでしょう。

 

 

3. チャット形式にする

 

SNSのLINEのやりとりのように「チャット形式」で見せると、親しみのある雰囲気になって読みやすくなります。

実際に話しているようなしゃべり言葉にすることでユーモアのある文章になり、多くの方に伝わる誌面になるでしょう。

 

 

いかがでしょうか。

どんなに有意義な原稿の内容でも、見せ方を工夫しないとなかなか読んでもらえません。

今回の3つの見せ方を参考にして多くの方に読んでもらえる病院広報誌を作ってみましょう。