BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

病院で働く医師や看護師、理学療法士や臨床心理士、事務スタッフたち。多職種のスタッフによって病院は支えられています。

そんな「人」にフォーカスを当て、患者さんに病院の魅力を伝えてみてはいかがでしょうか。

 

 

■スタッフ一人ひとりにフォーカス

 

 

患者さんにとって、接する機会が多いのは医師や看護師。どんな人が、どんな思いで医療に従事しているのか知ってもらうことで「こんなスタッフに治療にあたってもらえるんだ」と安心感や信頼感の醸成につながります。

また、直接接する機会の少ない事務スタッフをはじめとする病院の裏方を支えるスタッフを紹介することで「さまざまなスタッフがいることで病院と私たちの健康は支えられているんだ」と理解を深めてもらえる機会となります。

 

<質問案>

・この仕事を選んだきっかけ

・入職して間もないころ、印象的だった出来事(先輩にかけられて印象的だった言葉)

・どんな思いで働いているのか(座右の銘、好きな言葉)

・今まで働いていて印象的だった出来事(印象的な患者さんとのエピソード、かけられてうれしかった言葉)

・休日の過ごし方(趣味、ハマっていること、意外な特技)

 

 

 

■チーム医療にフォーカス

 

 

アピールしたい医療チームがある場合は、単体の人ではなく、チームで紹介するのがおすすめです。

多職種が連携したチーム医療が一般的になっていますが、患者さんにはあまり周知されていないことがあります。強みのある医療チームは病院ごとによってさまざまです。多職種の連携している姿を、広報誌を通じて知ってもらうことで、病院のPRにつながります。

 

<質問案>

・チームを作ることとなった経緯

・チームを作ることで、どのようなメリットが生まれるようになったか

・チームとして大切にしていることはどんなことか

 

 

いかがでしょうか。

病院をPRする上で、新しい医療設備や医療技術の高さを語ることも大切ですが、働く「人」にフォーカスし、考えや思いを語ってもらうことで、患者さんは安心感や親近感を持つことができます。

質問案を参考に「働く人の顔が分かる病院広報誌」を作ってみてはいかがでしょうか。