BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

  • スペースが余った!そんなときに使える企画を提案します

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病院広報誌を定期的に発行していると、掲載する予定だったコンテンツが突然載せられなくなり、スペースが空いてしまったことは一度や二度ではないかもしれません。

コラムに最適! 話題のキーワード紹介 」では、病院広報誌を制作する際にスペースに余裕があるときのコラムネタを紹介しました。今回も、スペースが空いてしまったときに使える企画を提案します。ご活用ください。

 

【案1】スクープ!医療スタッフは見た!

特集にするほどではないけれども、患者さんにアピールしたい病院としての取り組みをスクープ記事風に紹介する企画です。例えば、医師がより知識をつけるために就業時間後も医学論文を読んでいる姿や、看護師同士で技術向上のためにお互いの知識を教え合っているなど、その様子を写真に撮らせていただき記事にします。ネタ集めは病院スタッフに協力してもらい、情報をいただきましょう。

誌面のデザインを週刊誌風にするとページを開いたときに興味をそそられて、読みたくなるコーナーになります。診察のときだけでは分からない取り組みを掲載することで、患者さんが医療従事者を身近に感じやすくなり、さらに病院への信頼度も高まります。

 

【案2】医療従事者のマナブ姿勢

病院の教育体制について取り上げて掲載する企画です。医療従事者がどんな教育を受けているのか分かれば、病院への信頼がさらに増します。特に医療技術について、学会や研修会、勉強会に参加しているかを取り上げてみましょう。可能であれば、学会などで発表された内容をピックアップして、一般の読者でもわかりやすく要点を伝えることも、検討してみてください。

さらに、院内での勉強会を取り上げることも一つの手です。例えば、診療放射線技師がより安心・安全で効果の高い放射線治療を提供できるように、医学物理師の資格を取得しようと日々勉強をしているとします。そうした取り組みはもちろん、習得しようとしている知識や技術、目指している資格について紹介してみてはどうでしょうか。常に自己研鑽を欠かさずに技術向上に努めている医療従事者を頼もしく思い、イメージアップにつながります。

 

 

スペースが空いてしまうと頭を悩ませてしまいますが、埋まらない時に備えて、ネタをストックしておくことも重要です。どんなコンテンツであれば病院の魅力を伝えることができるのか常日頃からアンテナを張り、病院の魅力を発信していきましょう!