BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

貴院の広報誌では、ニュースなど定番的な記事ばかり掲載していませんか? せっかく広報誌を制作するのであれば、病院のことをより深く知ってもらえる誌面にしていきたいですよね。その方法の一つとして、病院に親しみを持ってもらえるような記事を掲載することをおすすめします。今回はアイデアを2つご紹介します。

 

〇〇病院△△科の日常

貴院の医師が業務に奮闘している姿や休憩中にリフレッシュしている様子などを漫画やイラストなどで紹介してはいかがでしょうか。患者さんは医師や看護師、医療スタッフの勤務中の姿しか知りません。意外な一面や日常の会話で、人間味を感じられると親しみが湧き、より医療スタッフを身近に感じられるはずです。

漫画にするのであれば、漫画の印象的なコマを表紙にしてみましょう。文字ではなく漫画というビジュアルの力で魅力的に見せることで、若い世代にも手に取ってもらいやすくなります。

なお、漫画やイラストは有料にはなりますが、プロに依頼することも検討してはどうでしょうか。広報担当者が思いつかなかった視点に目を付けて描いてくれるかもしれません。一定のクオリティを担保してくれるとともに、貴院のブランド力がより引き上げられます。

 

研修医が聞く!名医への道

同じ科のベテラン医師と研修医の対談企画です。研修医は実際に勤務してみて感じたことや悩みなどを交えながら、よりレベルアップさせるためにはどうしたら良いかをベテラン医師に質問していただきます。ベテラン医師には悩みやレベルを上げるコツへの回答に加えて、医師を志した理由や働く中で大切にしていること、自分が研修医だった時のことを振り返ってアドバイスしていただけるといいですね。

広報誌ではあっても、現場の医師同士が対談することで、お互いがどんな信念を持って業務にあたっているかの理解が深まり、院内報のようなインナーコミュニケーションの促進にも役立ちます。関係性の向上はより良い医療サービスの向上につながります。患者さんからも、そのような医師の姿を知ることができれば、病院への信頼度が増すに違いありません。

 

病院を身近に感じてもらうためには、医師などの医療従事者の人間性や関係性などを公開することが欠かせません。ですが、業務量が多く時間を取ることが困難な場合や、広報誌に掲載されることを好まない医師などの医療従事者の方に広報誌への協力を仰ぎづらい場面もあるかと思います。取材を快く引き受けてもらえるよう、日ごろから医師や医療従事者の方と積極的にコミュニケーションを取るようにしてみてくださいね。