病院の広報誌を創刊しよう! またはリニューアルしよう! というときに検討される表紙。
今回はビキナー担当者に向けて、表紙の制作において基本的な情報や気を付けるポイントについてご紹介します。
1. 表紙って何を入れればいいの?
表紙には基本的に以下の情報が入ります。
・メインビジュアル
・広報誌のタイトル
・発行月、Vol
・特集記事のタイトル
これに加え、目次や奥付(病院名、住所、電話番号など)も入ることがあります。
2. メインビジュアルって何にすればいいの?
メインビジュアルとして、その号の顔となる写真もしくはイラストを入れましょう。情報は、文字で説明するよりもインパクトのある写真やイラストの方がすぐに、また多くの方に伝わります。
例)
・特集ページに関連する写真
特集ページが「かかりつけ薬剤師」をテーマとしているのであれば「薬局で患者が薬剤師に薬の説明を受けている姿」や「処方箋と薬を指している薬剤師の手」を撮影してはいかがでしょうか。患者の撮影ができないのであれば、薬や処方箋をメインに撮影することで、人物の顔を写さずに、テーマの「かかりつけ薬剤師」を雰囲気で伝えることができます。
・病院で働くスタッフの写真
持ち回りで各診療科を紹介しているコーナーがあれば、その診療科の集合写真を掲載するのもよいでしょう。患者さんにとっても「こんな人がこの病院で働いているんだ」と安心できますし、スタッフにとっても広報誌の写真が話題となり、コミュニケーションが活発になるかもしれません。
・季節感のある写真・イラスト
季刊で発刊していて、毎号違った印象を与えたい場合は、季節感を感じさせる写真やイラストを入れるのもよいでしょう。
2.テーマカラーを決める
刊行のタイミングが決まっているのであれば、1年間ですべての号のテーマカラーを決めておくと制作もスムーズになるでしょう。
月刊なら12色、季刊なら4色。季節感のある色もおすすめです。
3.タイトル位置に注意する
完成した広報誌。配布はどのようにされますか。
もし、ラックに入れて設置するのであれば、設置した時に表紙の一部が隠れたりしないか、チェックしてみるとよいでしょう。
ここは必ず見せたい!という広報誌のタイトルや特集タイトルが隠れないようにデザインしましょう。
いかがでしょうか。表紙に関する基本的なポイントについてご紹介しました。
表紙に入れる要素を整理、ルール決めしておくことで、スムーズに制作を進行することができます。
ぜひ、このポイントをおさえて、広報誌の雰囲気にあった表紙作りをしてみてください!