BLOG 『広報誌づくりの困った!を解決』

病院広報誌担当者の皆様、こんにちは。

12月も3分の1が過ぎ、今年も残りわずか。来年3月で、東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災が起きてから、ちょうど10年が経ちます。
地震大国日本では、いつ何時大地震が起きても不思議ではありません。今回は、地震に対する備えについて、病院が発信すべき情報を紹介します。

 

■あらためて防災について学ぶ

いざ地震が起こると、冷静な判断がしにくいものです。準備してもしすぎということはありません。非常持ち出し品のチェックリストなど基本的なことに加えて、持病がある人が避難するときに注意したいことや、怪我をしたときの応急手当の方法など、病院だからこそできる正しい情報の発信をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

■当時を知る人にインタビューする

10年が経とうとしている今、あらためて当時を知る人にインタビューしてみてはいかがでしょうか。被災地にいた人やボランティアに行った人などの「物資が足りなくて大変だった」「水道はすぐに復旧したが電気は時間がかかった」といった体験談は、震災を経験していない人や地域にとって、備えるためのヒントになります。

 

■地震が起こったときの対応を発信

入院している患者さんのために、あらためて災害時の備えを発信してみてはいかがでしょうか。停電が起きたときの対応、備蓄している物資などの情報は、患者さんの安心にもつながる上、作成することで対策の再点検にもつながります。

 

コロナ禍でも、地震は起こる可能性があります。万が一の事態に備えて、情報発信していきましょう。